こんにちは。はっぱママです。
赤ちゃんの抱っこ紐は色々な種類がありますよね。その中には1つの抱っこ紐で複数の抱き方を可能にする抱っこ紐も沢山あります。代表的な抱っこの仕方は対面抱きですが、前向き抱っこができる抱っこ紐も数多く売られていますが、前向き抱きができるような設計の抱っこ紐は少々値段が高く設定されているものも多く、『その値段を出してまで前向き抱きは必要なのかな?』と思うママも少なくないはず。
そもそも前向き抱きは必要なのでしょうか?そのメリットやデメリットをまとめてみました。
Contents
前向き抱きとは
前向き抱きとは文字の通り赤ちゃんが前を向いた形になるような抱っこの体勢のことです。あの有名なエルゴでもオムニ360は前向き抱きが可能な商品に対し、アダプトは前向き抱きができない商品となっています。
そもそも前向き抱っこですがどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

前向き抱きのメリットは?
前向き抱きのメリットは
- 赤ちゃんが前向きになるととても喜ぶ
- 親子同じ目線で世界を見る事ができる
- 手が自由になるので自ら手を伸ばして触れて楽しむ事ができる
赤ちゃんが前向きになるととても喜ぶ
私は前向き抱っこがしたいなと思ったので、前向き抱っこができるエルゴオムニ360をメイン抱っこ紐として使っています。まず私個人が使用して見て一番に感じるメリットは、息子が前向き抱きにするととても喜んでいるということです。例えば、動物園や水族館に行った時、まだ歩けない赤ちゃんの場合は抱っこ紐かベビーカーを利用して連れて行くご家族は多いかと思います。その時、抱っこ紐の場合赤ちゃんが対面抱っこだと見せたい景色を見るとき横をみたり後ろ向きで振り返って見ないといけないので少々見にくいですよね。でも前向き抱きができれば一緒に正面を向いて同じ景色を楽しむ事ができます。一緒のものを一緒に見ながら体験できるので、私の中では大きなメリットの一つかと思います。
親子同じ目線で世界を見る事ができる
この項目は上記と少し被りますが、前を向く事でパパママと同じ目線を見る事ができるので対面抱き以上に赤ちゃんの視覚が刺激され、脳が活性化されます。
手が自由になるので自ら手を伸ばして触れて楽しむ事ができる
色々な世界に興味津々の赤ちゃんは色々なものが見たいし、何より触れてみたい!前向きで抱っこをすることで興味があるものに手を伸ばして自ら触れて楽しむ事ができます。
前向き抱きのデメリットは?
- 赤ちゃんの顔が見れないのでコミュニケーションが取れない
- 万が一パパママが転んでしまった時に赤ちゃんの顔が危ない
- 赤ちゃんの負担になる体勢になる
- 外の世界から過度な刺激を受けやすい
沢山のメリットがある中で、デメリットもあります。
赤ちゃんの顔が見れないのでコミュニケーションが取れない
顔が正面を向いてしまっているので都度赤ちゃんの表情を確認するのが難し句なりパパやママが意識的に話しかけてあげたりしないとコミュニケーションの減少に繋がります。
万が一パパママが転んでしまった時に赤ちゃんの顔が危ない
そもそも抱っこ紐での転倒は赤ちゃんにリスクがつきものですが、万が一前を向いている時に転んでしまったら真っ先に地面に落ちるのは赤ちゃんの顔になりかねないです。前向きでなくともですが、抱っこ紐使用中の転倒は細心の注意を払いましょう。
赤ちゃんの負担になる姿勢
赤ちゃんの抱っこの理想の姿勢は脚がM字になりお尻が少し沈んだ形で丸くなれる姿勢です。前向き抱っこは足の姿勢がM字にはならずだらんとした形になり背中はカーブではなくくぼんだ姿勢になります。まだ成長が未発達の赤ちゃんでは背骨のみで全ての衝撃を受け止めなければならず、これは赤ちゃんにとって大きな負担になります。そして、股関節の部分が擦れてしまったり、男の子の場合性器が圧迫されてしまったりするので注意が必要です。
外の世界から過度な刺激を受けやすい
小さい赤ちゃんにとって前向き抱っこはいい刺激になりますが、その外の刺激が強すぎてしまい、赤ちゃんの疲労や夜泣きの原因になることがあります。
前向き抱っこをする事で喜ぶ赤ちゃんは多いと思いますが、長時間前向きで抱っこすることは避けた方がいいのかもしれないですね。
前向き抱きはいつからできるの?
前向き抱きはメーカーにより様々ですが首と腰が座ってからを推奨するメーカーが多いです。デメリットで挙げたように、前向きの抱っこは対面抱きに比べ、赤ちゃんにとっての負担が大きいです。ですので、各々使用しているメーカーの取扱説明書をよく読み、前向き抱っこをする時は事故のないように赤ちゃんの成長に合わせて使用してください。
まとめ
前向き抱っこ紐のメリットとデメリットを紹介してみました。
前向き抱きは赤ちゃんも大喜びの抱っこの方法です。色々な体験を親子で一緒にしたい!そんな人にはもってこいの抱っこ方法だと思います。
しかし、デメリットにあった通り長時間の前向き抱きは赤ちゃんの負担になる可能性があります。説明書をよく読んで、長時間の使用は避けながら前向き抱きで素晴らしい思い出を赤ちゃんと一緒に築きましょう!